『なくもんか』 映画 (09.11.28. 85点) [映画 試写]
幼い頃、親に捨てられ、弟とも離れ離れになったまま、他人の中で育った主人公の山ちゃん。
父に置き去りにされたハムカツ屋の人々が大切にしてくれるのを気遣い、家では泣かないと決め、辛いことが有ると神社の片隅で号泣。
いい人として生きようと(?)、商店街の人々のチョットしたお困り事を次々と引き受け、「山ちゃん悪いね?」と言われると「好きでやってますからぁ~」と引き受けが過ぎて、自分の事が出来なくなり、妻に呆れられる日々。
そんな彼が、どうやって心のバランスを保っているのかが判った時、爆笑しながらも、ちょっと悲しかったり、少し安心したり。
描き様によっては、暗くてつまらない話になりそうな物語を、ハッピーに笑えて、チョッピリ沁みる作品にしている、宮藤官九郎さんの脚本と、阿部サダヲさんの演技、そしてそこにテンポの良さを加えた水田監督、素晴らしいです。
山ちゃんには、前作『舞妓haaan!!!』のキミチャン程、破天荒はないけれど、こんな感じのクドカン作品もステキと思いました。
すき焼きのシーン、沁みました。
父に置き去りにされたハムカツ屋の人々が大切にしてくれるのを気遣い、家では泣かないと決め、辛いことが有ると神社の片隅で号泣。
いい人として生きようと(?)、商店街の人々のチョットしたお困り事を次々と引き受け、「山ちゃん悪いね?」と言われると「好きでやってますからぁ~」と引き受けが過ぎて、自分の事が出来なくなり、妻に呆れられる日々。
そんな彼が、どうやって心のバランスを保っているのかが判った時、爆笑しながらも、ちょっと悲しかったり、少し安心したり。
描き様によっては、暗くてつまらない話になりそうな物語を、ハッピーに笑えて、チョッピリ沁みる作品にしている、宮藤官九郎さんの脚本と、阿部サダヲさんの演技、そしてそこにテンポの良さを加えた水田監督、素晴らしいです。
山ちゃんには、前作『舞妓haaan!!!』のキミチャン程、破天荒はないけれど、こんな感じのクドカン作品もステキと思いました。
すき焼きのシーン、沁みました。
『スノー・プリンス』試写(09.11.18 60点) [映画 試写]
「フランダースの犬・日本版」とのフレコミを「フランダースの犬・リメイク版」と、勘違いしたまま、観てしまいました。
フランダースの犬ほど“不幸の連続”や“裏切りの数々”はなくて、
悲しみの中にも爽やかさが残る作品でした。
そこが『おくりびと』小山薫堂作品の素晴らしさなのに、忘れていた私は、色々な出来事の度に「この友達は草太(主人公)を騙そうとしているんじゃないかしら?」とか「この事件も草太のせいになるのでは!?」なんて、余計な心配や猜疑心を持って観てしまいまして反省デシタ。
檀れいさんの演技を見たのは『武士の一分』『母べぇ』そして今作で3度目ですが、今回が一番はまって居る役と感じました。
香川照之さんは、様々な作品での役創りがとても素晴らしい俳優さんで、いつも感心させられますが、今作で1つだけ・・・女性の様に綺麗に整った眉が、時代的にも、役柄的にも違う気がして、ちょっと残念でした。
フランダースの犬ほど“不幸の連続”や“裏切りの数々”はなくて、
悲しみの中にも爽やかさが残る作品でした。
そこが『おくりびと』小山薫堂作品の素晴らしさなのに、忘れていた私は、色々な出来事の度に「この友達は草太(主人公)を騙そうとしているんじゃないかしら?」とか「この事件も草太のせいになるのでは!?」なんて、余計な心配や猜疑心を持って観てしまいまして反省デシタ。
檀れいさんの演技を見たのは『武士の一分』『母べぇ』そして今作で3度目ですが、今回が一番はまって居る役と感じました。
香川照之さんは、様々な作品での役創りがとても素晴らしい俳優さんで、いつも感心させられますが、今作で1つだけ・・・女性の様に綺麗に整った眉が、時代的にも、役柄的にも違う気がして、ちょっと残念でした。
『ブラック会社に勤めてるんだがもう俺は限界かもしれない』試写(09.11.06 68点) [映画 試写]
ブラック会社って何?!状態で試写会に参りました。
2ちゃんねるの書き込みから生まれた映画(それも存じませんで)だそうで、作品の中でブラック会社の定義も丁寧に文字や言葉で教えてくれて、主人公が様々な試練に逢う度に、ゲキガ風に爆風に吹き飛ばされたりして、「元気な映画ですなぁ…」と。
配役はそてぞれベスト・マッチングだった様に思いました。
2ちゃんねるの書き込みから生まれた映画(それも存じませんで)だそうで、作品の中でブラック会社の定義も丁寧に文字や言葉で教えてくれて、主人公が様々な試練に逢う度に、ゲキガ風に爆風に吹き飛ばされたりして、「元気な映画ですなぁ…」と。
配役はそてぞれベスト・マッチングだった様に思いました。
タグ:ブラック会社
『THIS IS IT』 映画 (09.11.03 82点) [映画 試写]
マイケル・ジャクソンのスキャンダラスな部分や死亡時の件については一切触れず、淡々と「THIS IS IT」のコンサート・リハーサル風景を追っていきます。
それ故、マイケルのちょっとした一言に人間性が感じられ、コンサート成功の為に尽くすスタッフの姿に彼への思いも感じました。
年齢がいわゆるMJ世代の人間なので、特別ファンではなくとも、十代後半から彼の音楽は耳に馴染んでいました。青春の1ページを想い返そうかなぁ~位の軽い気持ちで観に行ってみましたが、思った以上に良かった!!。
ただ、ライブ映画なのに音量が小さかった事と、この作品を楽しむ為に世界初の振動する”ウィンブル・シート”なる物を設置しているユナイテッド・シネマとしまえんに、座席予約をして出向きましたが、何の効果も感じられなかった事が、とても残念でした。
コンサートの中でマイケルを主人公とした、ギャング物のミニ・ドラマを流す予定だった様で、その撮影風景も有ったのですが、その中で“走るマイケル”を初めて見ました。
(「今夜はドント・ストップ」ではノスタルジー涙が出てしまいました…。)
↓視聴できます。
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 3,990 円
ソニー・ミュージックダイレクト マイケル・ジャクソン/ザ・ワン
- ショップ: ムラウチDVD
- 価格: 1,922 円
『ATOM』 試写 (09.10.06 75点) [映画 試写]
子供の頃、アニメのアトムを見ていて「アトムのお話には、お父さんのテンマ博士より、御茶ノ水博士の方が出てくる事が多いなぁ」とは思っていたのですが、数十年経って、その訳を知りました。
そして声優をしていた、上戸彩ちゃんのお上手さにも驚かされました。脱帽モノです。
画像がとても綺麗でしたが、日本では創れなかったクオリティなのでしょうか。
とびお(アトム)の名前までトビーになってしまって、残念な気がしました。
映画『トランスポーター3 アンリミテッド』試写会に行きました。 [映画 試写]
前作が面白かったので「今回は…?」と半分疑いつつ、行ってみました。
しかし、フランクは裏切らなかった!。
前作以上に楽しめました。
カーチェイスの疾走感と、主人公のYシャツ・アクション(?)、そして愛車から離れられないドキドキ感。
水の中(ウルトラCが出ます)でも、激走列車の上(難易度D?)でも、フランクと愛車アウディのパワーは凄いです。
「現実にはありえないでしょ?」なんて、余分な考えを持つ暇を与えず、フランクが「俺を信じろ!」と言えば「はい」と、素直に楽しんでしまいます。
暑さも日常の細々も忘れられた103分でした。
ひとつ気になったのは、主人公がマシンガンを連射するシーンが、ちょっと不似合いな気がしました。
プリズンブレイクのロバート・ネッパーが、それほど恐ろしくなくて、ちょっとホッとした様な…。
同行の友人は、このシリーズを初めて観たのですが、「100てん!」と言っていました。
そうそう、K-1のセーム・シュルトが出ていました。
丁度『GOEMON』の、チェ・ホンマン的な役割で…。 (09.07.31. 83点)
しかし、フランクは裏切らなかった!。
前作以上に楽しめました。
カーチェイスの疾走感と、主人公のYシャツ・アクション(?)、そして愛車から離れられないドキドキ感。
水の中(ウルトラCが出ます)でも、激走列車の上(難易度D?)でも、フランクと愛車アウディのパワーは凄いです。
「現実にはありえないでしょ?」なんて、余分な考えを持つ暇を与えず、フランクが「俺を信じろ!」と言えば「はい」と、素直に楽しんでしまいます。
暑さも日常の細々も忘れられた103分でした。
ひとつ気になったのは、主人公がマシンガンを連射するシーンが、ちょっと不似合いな気がしました。
プリズンブレイクのロバート・ネッパーが、それほど恐ろしくなくて、ちょっとホッとした様な…。
同行の友人は、このシリーズを初めて観たのですが、「100てん!」と言っていました。
そうそう、K-1のセーム・シュルトが出ていました。
丁度『GOEMON』の、チェ・ホンマン的な役割で…。 (09.07.31. 83点)
映画 『HACHI 約束の犬』の試写に行きました。 [映画 試写]
飼い主の急逝後も、毎日5時に駅に迎えに出るハチ。
駅の人々や遺族は当初、飼い主が帰らない事をハチに解らせようとしますが、やがて「彼の好きにさせよう」と、ハチをそっと見守り、彼の姿を通じて在りし日の教授の姿を想う様になります。
ハチは、教授が帰らない事が理解出来ずに待っていたのではなく、そこが自分の居場所だから、毎日駅前の花壇に座って居たのかもしれません。
遺族とハチの別れ方や、再び駅に姿を現し年老いて行くハチに対する近所の人々の対応が、変にジメジメせずサラっと描かれており、日本の『ハチ公物語』が良い形でアメリカ版になったと感じました。
話の尺(90分ちょっと)も丁度良いと思いました。 (R・ギア ファンなのでちょっとプラスして88点)
駅の人々や遺族は当初、飼い主が帰らない事をハチに解らせようとしますが、やがて「彼の好きにさせよう」と、ハチをそっと見守り、彼の姿を通じて在りし日の教授の姿を想う様になります。
ハチは、教授が帰らない事が理解出来ずに待っていたのではなく、そこが自分の居場所だから、毎日駅前の花壇に座って居たのかもしれません。
遺族とハチの別れ方や、再び駅に姿を現し年老いて行くハチに対する近所の人々の対応が、変にジメジメせずサラっと描かれており、日本の『ハチ公物語』が良い形でアメリカ版になったと感じました。
話の尺(90分ちょっと)も丁度良いと思いました。 (R・ギア ファンなのでちょっとプラスして88点)
タグ:HACHI 約束の犬 ハチ
旭山動物園
ソネくじを貼る為に、ブログページを初めて作ったのですが…。
書くことが無いので、旭山動物園に行きました際の写真を貼ってみました。
書くことが無いので、旭山動物園に行きました際の写真を貼ってみました。